「実重量は2kgなのに5kgで請求された」— 転送業者の料金のカラクリ、容積重量を先に計算しておきましょう
使い方
- 箱の縦・横・高さを入力します。海外サイトに inch で書かれていれば単位を inch に切り替えると cm に換算して計算します。
- 実重量を kg か lb で入力します。分からなければ空欄でも容積重量は出ます。転送業者の入荷通知に載る実測値を後から入れ直しても構いません。
- 係数を選びます。国際宅配と多くの転送業者は 5000、一部は 6000 を使います。利用する業者の料金表にある数字をそのまま選んでください。
- 同じ箱が複数あるなら箱の数を増やすと、1個分と合計が並んで表示されます。
- 結果の適用重量が実際の請求基準です。1kgあたりの料金が分かれば入力して送料の目安を確認し、「結果をコピー」でメモに残せます。
容積重量とは
飛行機の貨物室は重さより先にスペースが埋まります。発泡スチロールの箱は1kgもありませんが、20kgの箱と同じ場所を取ります。そこで航空輸送では「この体積ならこの重さとみなす」換算基準を設けていて、それが容積重量(体積重量)です。
| 容積重量(kg) | 縦(cm) × 横(cm) × 高さ(cm) ÷ 係数(5000 または 6000) |
|---|---|
| 適用重量 | 容積重量と実重量の大きい方 |
| 例 | 40 × 30 × 20cm の箱 = 24,000 ÷ 5000 = 4.8kg。実重量が2kgでも4.8kgで請求 |
アメリカのサイトは同じ計算を inch と lb で行い、縦×横×高さ(inch) ÷ 139 = 容積重量(lb) という式が一般的です。単位が違うだけで係数5000とほぼ同じ値になります。
係数 5000 と 6000 の違い
同じ箱でも係数6000なら容積重量は約17%軽くなります。40×30×20cm の箱は 5000 で 4.8kg、6000 で 4.0kg。国際宅配は慣例的に5000、転送業者は路線や提携航空会社によって5000か6000です。業者を比べるときは kg 単価だけでなく係数も見てください。係数が大きいほど、軽くてかさばる荷物に有利です。
容積重量を減らすには
| 再梱包 | 大きな箱に緩衝材だけ詰めて送ってくる店が多いので、転送業者の再梱包オプションで小さい箱に替えると減ります。 |
|---|---|
| 靴箱を外す | 靴箱は中身がほぼ空気で、容積重量が実重量の2〜3倍になりがち。転売や贈り物なら箱が必要なので判断を。 |
| まとめ発送 | 複数の注文を1箱にすると箱数が減り、空きも埋まって kg 単価が下がります。ただし課税基準額を超えないよう注意。 |
| 圧縮・分解 | ダウンや布団は圧縮袋、組み立て家具は分解状態が有利です。 |
CBM と海上輸送
結果に出る CBM(立方メートル)は海上輸送で使う体積の単位です。40×30×20cm の箱は 0.024 CBM。海上の混載便(LCL)は重量ではなく CBM で料金を決めることが多く、家具などかさばる物は航空便よりずっと安くなりますが、3〜6週間かかります。
よくある質問
店のページに箱のサイズがない
「Package Dimensions」「Shipping Weight」を探すか、レビューや転送業者の入荷通知に載る実測値を入れてください。おおよそなら「よく使う箱」ボタンで見当がつきます。
両方の重さを請求されますか
いいえ。大きい方ひとつだけです。軽くて大きい荷物は容積重量、小さくて重い荷物は実重量が基準になります。
係数が分からない
5000で計算してください。ほとんどの業者の標準値で、6000の業者なら実際の請求はこれより少し安くなります。