1台のスマホやパソコンを囲んで、ふたりで交互に指す正式ルールのチェスです。インストールも会員登録もいらず、ページを開いたらすぐ対局できます。キャスリング・アンパッサン・プロモーションはもちろん、チェックメイト・ステイルメイト・同一局面3回・50手ルール・駒不足まで全部自動で判定するので、ルールの言い合いをせずに盤面だけに集中できます。
遊び方
- タイトル画面で「ふたりで開始」を押すと盤が開きます。白が下、黒が上に並び、白が先手です。
- 駒をタップすると、そのマスがライム色になります。動ける場所を点やリングで示すことはないので、本物の盤と同じように自分で読んで、行きたいマスをタップします。別の自分の駒をタップすると選択がそちらに移ります。
- ルールに反するマスをタップすると、そのマスに赤い枠が一瞬光り、カードの間のメッセージ欄に理由が出ます。駒がそういう動きをできない手なら「そこへは動かせません」、動き自体はできるのに自分のキングがチェックされてしまう手なら「キングが取られます — 先にチェックを逃れてください」です。何度間違えても損はなく、選択もそのまま残るので、別のマスを選び直すだけで大丈夫です。
- 正しいマスをタップすると駒がすっと滑って移動し、手番が交代します。上に並んだプレイヤーカードのうち、ライム色の枠で光っている側が今の手番で、相手の駒を取るとその駒が自分のカードの中に小さな絵で並びます。カードの間には手数と一行メッセージが出ます。
- ポーンが最終段に到達すると昇格の選択画面が開くので、クイーン・ルーク・ビショップ・ナイトから選びます。
- 対局が終わると結果画面が重なって表示されます。🏆勝者(または🤝引き分け)と理由が一行で出て、このページを開いている間の勝ち・負け・分けを集計した「今日の戦績」も見られます。「もう一局」で次の対局へ、「結果を共有」で友達に送る、「タイトル」で最初の画面に戻れます。
ルール
省略なしの正式なチェスです。キングが攻撃されている状態(チェック)から逃げられなければチェックメイトで負け、チェックではないのに動かせる手が一つもなければステイルメイトで引き分けです。特殊な手も全部入っています。
- ポーン — 最初の一歩だけ2マス進めます。駒を取るときだけ斜めに動きます。
- アンパッサン — 相手のポーンが2マス進んで自分のポーンの真横に並んだとき、その直後の一手に限り、1マスだけ進んだものとみなして通り過ぎざまに取れます。条件がそろっているとき、自分のポーンをタップしてから相手のポーンが飛び越えたマスをタップすれば、そのまま取れます。
- キャスリング — キングサイド・クイーンサイドの両方に対応。キングとそのルークが一度も動いておらず、間のマスが空いていて、今チェックされておらず、キングが通るマスと着地するマスが攻撃されていないときだけできます。キングをタップしてから2マス横をタップするとルークも一緒に動き、条件が一つでも欠けていれば赤い枠と「そこへは動かせません」が出ます。
- プロモーション — ポーンが最終段に着くと、クイーン・ルーク・ビショップ・ナイトから選ぶ画面が開きます。
- キングの安全 — 自分のキングをチェックにさらす手、チェックされているのに逃れない手は指せません。タップすると「キングが取られます — 先にチェックを逃れてください」が出て、手番はそのままです。
終局はすべて自動判定で、結果画面に理由が一行で表示されます。
| チェックメイト | チェックから逃げられない — 最後に指した側の勝ち |
|---|---|
| ステイルメイト — 動かせる手がない | チェックではないが合法な手が一つもない — 引き分け |
| 駒不足 — メイト不可能 | キング対キング、キングとナイトかビショップ1枚、同じ色のマスのビショップだけが残った場合 — 引き分け |
| 同一局面3回 | まったく同じ局面が3回現れた — 引き分け |
| 50手ルール | 双方とも50手の間、駒を取らずポーンも動かさなかった — 引き分け |
| 投了 | 手番の側が投了ボタンを2回押した — 相手の勝ち |
画面の見方はこうです。選んだマスはライム色、直前の手の出発マスと到着マスは黄色で残り、間違ってタップしたマスには赤い枠が一瞬光ります。チェックがかかるとキングのマスが赤く光り、「チェック!」の表示が出ます。盤の縁にはアルファベットと数字の座標が書かれているので、棋譜の表記をそのまま追えます。プレイヤーカードの中には、その人が取った相手の駒が小さな絵で横一列に並びます。価値の高い順(クイーン→ルーク→ビショップ・ナイト→ポーン)に整列するので、何を取ったかがひと目で分かります。その隣の点数には盤上の駒の価値の合計差が、リードしている側に「+3」のような形で出ます(ポーン1・ナイト3・ビショップ3・ルーク5・クイーン9)。駒の絵はフォントに頼らない独自のベクター描画なので、どの端末でも同じ形で表示され、移動のたびに短いスライド演出が入ります。
盤の下には道具ボタンが4つあります。待ったは直前の手を戻します。キャスリング・プロモーション・アンパッサンもそのまま戻り、回数に制限はありません。戻した手で取っていた駒はカードからも消えます。新しい対局は対局中なら確認画面を挟みます。投了は一度押すと「本当に投了?」に変わり、2.5秒以内にもう一度押すと手番の側が投了します。向かい合わせは上側の黒の駒と黒のプレイヤーカードを180°回して、向かいに座った人がそのまま読めるようにします。タッチ端末では最初からオンで、設定はその端末に記憶されます。
勝つコツ
- 赤い枠は罰ではない。 間違えてタップしても手番は渡らず、点も引かれないので、迷ったらまずタップしてみましょう。特に「キングが取られます」が出たら、その駒はキングの前に釘付け(ピン)にされているという合図です。相手がその表示を何度も見ているなら、自分のビショップやルークがよく働いている証拠です。
- 序盤は中央と展開、そしてキャスリング。 中央のポーンを先に進め、ナイトとビショップを出してから、条件がそろったらキングを2マス横へ動かしてすぐキャスリングしましょう。できるかどうかはタップすればすぐ分かります。動いていないポーンの後ろに入ったキングはなかなか崩されません。
- 「+」の数字とカードの取った駒で交換を判断する。 駒得しているときは駒を交換して盤面を単純にするほど有利が大きくなり、駒損しているときは交換を避けて局面を複雑に保つほうが逆転の芽が残ります。カードに並んだ絵を見れば、お互いが何を失ったかもすぐ分かります。
- 黄色のマスから相手の狙いを読む。 直前の手が黄色で残るので、相手が何を動かしたかを見落としません。その駒が新しく何を狙っているかを確かめてから自分の手を指しましょう。
- 勝っているときこそ引き分けに注意。 相手がキングだけになったのにチェックを続けるばかりだと、ステイルメイトや同一局面3回で引き分けになります。逃げ道を一つ残しながら隅へ追い込み、きちんとメイトの形を作りましょう。
- 待ったは学習の道具。 ふたりで合意すれば何手でも戻して別の手を試せます。チェスを覚えたばかりの人と指すときに特に役立ちます。
よくある質問
動ける場所が表示されないのはなぜですか?
本物の盤と同じ感覚で指せるようにしています。駒をタップするとそのマスだけがライム色になり、どこへ動かすかは自分で読んでタップします。そのかわり、ルールに反する手はその場で赤い枠と一行の理由つきで断られ、何の損もないので、覚えたての人でも気軽に試せます。チャンギのアプリは王手を知らせるだけで止めませんが、チェスは正式ルールどおりで、自分のキングをチェックにさらす手は一切指せません。
キャスリングができません
キングをタップしてから2マス横をタップしたのに赤い枠と「そこへは動かせません」が出るなら、条件のどれかが欠けています。キングかそちら側のルークがすでに動いた、間に駒が残っている、今チェックされている、キングが通るマスか着地するマスが相手の駒に攻撃されている、のいずれかです。順に確かめてみてください。初期位置に残ったビショップやナイトが原因のことがいちばん多いです。
アンパッサンとは何ですか?
相手のポーンが最初の一歩で2マス進み、自分のポーンの真横に止まったとき、1マスだけ進んだものとみなして、飛び越えたマスへ斜めに移動しながらその駒を取るルールです。できるのはその直後の一手だけです。条件がそろっていれば、自分のポーンをタップしてから飛び越えられたマスをタップするだけです。赤い枠しか出ないなら、機会はもう過ぎています。
プロモーションはどうやるのですか?
ポーンが最終段(白は8段目、黒は1段目)に到達すると、すぐに選択画面が開きます。クイーン・ルーク・ビショップ・ナイトのどれかを押すと、その場で駒が変わって手番が交代します。ほとんどの場合はクイーンが正解ですが、クイーンにするとステイルメイトになる局面では、ルークやナイトを選ぶほうが勝てることがあります。
引き分けになりました。なぜですか?
結果画面の理由を見てください。「ステイルメイト」は手番の側に合法な手が一つもないこと、「駒不足」は残った駒では誰もメイトを作れないこと(キング対キング、キングとナイトかビショップ1枚、双方のビショップが同じ色のマス)、「同一局面3回」はまったく同じ配置が3回現れたこと、「50手ルール」は50手の間に誰も駒を取らずポーンも動かさなかったことです。すべて正式ルールで、自動的に判定されます。
スマホで向かい合って指すには?
道具ボタンの「向かい合わせ」をオンにすると、上側の黒の駒と黒のプレイヤーカードが180°回転し、向かいに座った人がそのまま読めるようになります。タッチ端末では最初からオンになっていて、切り替えた設定はその端末に記憶されます。
オンライン対戦やコンピューター相手はありますか?
ありません。このアプリは同じ端末でふたりが交互に指す方式だけです。そのかわり、結果画面の「結果を共有」で勝敗の文とアプリのリンクを友達に送り、次の一局を約束できます。
いっしょに遊びたいアプリ
- チャンギ・朝鮮将棋(2人対戦) — 包と宮が特徴の朝鮮将棋、向かい合わせもそのまま使えます
- 五目並べ(2人対戦) — 15路盤で先に5つ並べたら勝ち、一局が短くて手軽です
- オセロ・リバーシ(2人対戦) — 置ける場所が表示されるオセロ、終盤の逆転が熱いです
- アルカギ・碁石はじき(2人対戦) — 碁石をはじいて相手の石を落とす韓国の遊び、頭を休めたいときに
- 数独 — ひとりで頭を使いたいときに、毎日変わる今日の数独