チャンギ・朝鮮将棋(2人対戦)は、スマホやパソコンを1台だけ用意して、2人で交互に指す朝鮮将棋です。会員登録もインストールも不要で、開いたらすぐ盤が出ます。馬と象の配置選び、宮の斜め線、包の跳び越え、王手、パス、ビクチャンによる引き分けまで、正式なルールをそのまま実装しました。ただし動ける場所を先に教えてはくれません。駒の動きに反する手だけを受け付けず、どこへ動かすかは本物の盤と同じように自分で考えます。王手は知らせますが止めはしないので、王を放っておけばそのまま取られて負けです。うっかりも勝負のうちです。
遊び方
- タイトル画面で「ふたりで開始」をタップします。盤の下側が楚(緑の文字)、上側が漢(赤の文字)です。
- 最初に「馬象配置」の選択画面が出ます。漢が先に選び、続いて楚が選びます。馬象馬象・象馬象馬・馬象象馬・象馬馬象の4通りで、自分の左から数えた順番です。各ボタンに駒の並びがプレビューされ、標準は馬象馬象。「この配置で開始」を押すと盤が整います。選んだ配置は次の対局にも記憶されます。
- 楚が先手です。手番の側のプレイヤーカードがライム色の枠で光るので、どちらの番か迷いません。
- 駒をタップすると、そのマスがライム色の角印で示されます。動ける場所に点や輪は出ません。続けて行き先をタップすると駒が動き、直前の手の出発点と到着点は黄色い角印で残ります。その駒が行けないマスをタップすると赤い輪が点滅し、「そこへは動かせません」と表示されます。別の自分の駒をタップすると選択がそちらへ移ります。
- 相手の駒を取ると、自分のプレイヤーカードの中に小さな八角形の駒の絵が並びます。点数の高い順(車→包→馬→象・士→卒/兵)に並び、カードの点数は盤に残っている自分の駒の点数の合計です。
- 中央の手数と一行メッセージで進行がわかります。王手がかかると王のマスが赤く光り、画面に「王手!」の演出が出ます。知らせるだけで、逃げることを強制はしません。
- 下のボタンで「待った」「パス」「新しい対局」「投了」「向かい合わせ」を使えます。向かい合わせを入れると、上側(漢)の駒とプレイヤーカードが180度回転し、向かいに座った人がそのまま読めます。タッチ端末では最初から入っていて、設定は端末に記憶されます。
- 王が取られるか引き分けになると結果画面が重なって表示されます。勝者または引き分けの表示と理由の一行(「王を取った」「ビクチャン — 王が向かい合ったまま」など)、そしてこのページを開いている間の「今日の戦績」(勝ち・負け・引き分けの集計)が見られます。「もう一局」ですぐ次の対局へ、「結果を共有」で結果の文と遊べるリンクを友達に送れます。
ルール
盤は9×10の木の盤で、両側の宮には斜め線が引かれています。駒は八角形の駒面に漢字が書かれ、楚は楚・士・車・馬・象・包・卒、漢は漢・士・車・馬・象・包・兵を使います。それぞれの動きは次のとおりで、これに反する手は受け付けません。
| 王(楚・漢)・士 | 宮の中だけを、線に沿って1マス。斜めは宮の四隅と中央からのみ動けます。 |
|---|---|
| 車 | 縦横の直線に、遮られるまで何マスでも。宮の中では斜め線も進めます。 |
| 馬 | 1マス直進してから斜めに1マス。直進するマスに駒があると、その方向へは動けません。 |
| 象 | 1マス直進してから斜めに2マス。通り道の2マスのどちらかが塞がっていると動けません。 |
| 包 | 直線上でちょうど1つの駒を跳び越えないと動けません。包は包を跳び越えることも取ることもできません。宮の斜め線でも中央の駒を跳び越えて動けます。 |
| 卒・兵 | 前か横に1マス。後ろには戻れません。相手の宮の中では斜めにも前進できます。 |
- 王手と勝敗 — 相手の王を取れる状態にすると王手です。この遊びでは王のマスを赤く光らせて「王手!」と知らせますが、逃げることを強制はしません。王手をかけられた側が別の手を指したりパスしたりすると、相手は次の手で王を取れて、その場で取った側の勝ちです。結果の理由は「王を取った」と表示されます。盤上で勝つ方法は王を取ることだけです。
- 自分の王をさらす手 — 止めません。士を動かして宮の斜め線を開ける手も、車の利きをふさいでいた駒をどかす手も、そのまま指せます。その隙を相手が見つければ王を取られます。
- パス — 朝鮮将棋の規則どおり、「パス」ボタンでいつでも自分の手番を飛ばせます。王手のかかった状態でもパスできますが、そうすると相手に王を取られかねません。指せる手が一つもないときだけ自動でパスになり、相手の番になります。
- ビクチャン — 両方の王が同じ筋で、間に何もない状態で向かい合うと「ビクチャン!」と表示されます。相手が次の手(またはパス)でその状態を解かなければ引き分けです。
- 引き分け — ビクチャンが解かれなかったとき、または両者とも動かせないときは引き分けです。
- 待った・投了 — 待ったは対局中に直前の手を戻します(自動パスも一緒に戻ります)。回数の制限はありません。投了は一度押すと「本当に投了?」に変わり、2.5秒以内にもう一度押すと手番の側の負けになります。
- 点数と取った駒 — プレイヤーカードの点数は、盤に残っている駒の点数の合計です(車13・包7・馬5・象3・士3・卒/兵2、王は0)。取った相手の駒はカードの中に小さな駒の絵で並びます。どちらも形勢を見るための目安で、点数で勝敗を決めるルールはありません。
勝つコツ
- 配置選びは最初の作戦です。漢が先に選ぶので、楚は漢の並びを見てから決められます。自分の馬と象が序盤にどこへ展開できるかを考えて選びましょう。
- 包は跳び越える駒があってこそ働きます。序盤に卒や兵、馬を包の前に置いて足場を作ると、一手で相手陣の奥まで飛び込めます。逆に相手の包の前の駒をどかせば、その包は動けなくなります。
- 車は最強の駒です。卒や兵を進めたり交換したりして筋を開け、そこから車を相手の宮へ送り込みましょう。
- 馬と象は通り道が塞がると動けません。相手の馬や象の通り道に卒や兵を1つ置くだけで、しばらく足止めできます。
- 士は王のそばに置いておきましょう。車や包が狙ってくる宮の斜め線を守ってくれます。斜め線が開いてしまう手でも止められないので、士を動かす前にはもう一度確かめてください。
- 「王手!」が出たら、ほかのことは後回しにして王を守りましょう。王を動かす、間に駒を入れる、王手をかけた駒を取る、のどれかです。別の手を指すと、その対局はそこで終わります。
- 逆に、相手が王手を放置して別の手を指したら、ためらわずに王を取りましょう。この遊びではそれがそのまま勝ちです。
- 不利なときはビクチャンを狙いましょう。王と王の間の駒を全部どかして向かい合わせれば、相手は次の手で解かなければならず、解かなければ引き分けです。逆に有利なときは、王の間に必ず駒を1つ残しておきましょう。
- パスも立派な一手です。どう動いても形が崩れるときはパスして、相手に先に動いてもらいましょう。
よくある質問
馬象配置とは何ですか?
朝鮮将棋では対局前に、馬と象の並び順を各自で選べます。自分の左から馬象馬象・象馬象馬・馬象象馬・象馬馬象の4通りで、この遊びでは漢が先に、楚がその後に選びます。各ボタンに駒の並びがプレビューされるので形がすぐわかり、一度選んだ配置は新しい対局を始めても記憶されています。
駒をタップしても動ける場所が出ません。
わざと出していません。駒をタップするとそのマスにライム色の角印が付くだけで、行き先をタップすればそのまま動きます。その駒が行けないマスなら赤い輪が点滅して「そこへは動かせません」と出るので、ルールがあやふやなときは試しながら確かめても大丈夫です。特に包は直線上でちょうど1つの駒を跳び越えるときだけ動けます。跳び越える駒がない、または間に駒が2つ以上あると行き先がなく、包を跳び越えることも包を取ることもできません。
王手なのに逃げなかったらどうなりますか?
相手が次の手で王を取り、その場で相手の勝ちになります。この遊びは王手を赤い光と「王手!」の演出で知らせるだけで、指せる手を制限しません。王手中のパスも止めません。そのあとに指した手はそのまま勝負に数えます。うっかりも勝負のうち、という考え方です。見逃してあげたいときは「待った」で直前の手を戻せます。回数の制限はありません。
ビクチャンとは何ですか?
両方の王が同じ筋で、間に何もない状態で向かい合った形です。この遊びではビクチャンになると「ビクチャン!」と表示され、相手が次の手やパスでその状態を解かなければ引き分けで終わります。有利な側がビクチャンにされたくなければ、王の間に駒を残しておく必要があります。
プレイヤーカードの点数と小さな駒の絵は何ですか?
点数は盤に残っている駒の点数を足した値です。車13点、包7点、馬5点、象3点、士3点、卒・兵2点で、王は0点です。小さな駒の絵は、その人が取った相手の駒で、点数の高い順に並びます。どちらも駒得をひと目で見るための目安なので、点数が高いほうが勝つという規則はありません。勝敗が決まるのは王を取られたとき・ビクチャン・投了・両者とも動かせない場合だけです。
一人でも遊べますか?オンライン対戦は?
この遊びは1台の端末で2人が交互に指す方式です。コンピューター相手やオンライン対戦はありません。代わりに「結果を共有」で結果の文とリンクを送って、友達をもう一局に誘ってみてください。
一緒に遊びたいアプリ
- チェス(2人対戦) — 同じ方式で2人で指す正式ルールのチェス。向かい合わせ表示もあります
- 五目並べ(2人対戦) — ルール説明なしですぐ始められる、いちばん手軽な一局
- オセロ・リバーシ(2人対戦) — ひっくり返すたびに形勢が変わる
- アルカギ・碁石はじき(2人対戦) — 碁石を弾いて落とし合う指先の勝負
- 数独 — 相手の手番を待つ間に一人で解ける数字パズル