色とりどりの点の中に隠れた数字を読みます。12枚で赤緑・青黄の色覚を調べます
この板のしくみ
1917年に東京大学の石原忍が考案した方式です。数字と背景を明るさは似せて、色相だけ変えた点で描きます。明るさの手がかりがないので色だけで見分けるしかなく、赤緑色覚異常があると赤・橙・黄緑がひとかたまりに見えて数字が背景に沈みます。ここではその原理で板を毎回描き直しているので、覚えて当てることはできません。
どのくらいいるのか
赤緑色覚異常は男性の約5%(日本)、女性の約0.2%にみられます。X染色体にあるため男性にずっと多い。20人に1人なので1クラスに1〜2人いる計算で、多くは大人になるまで気づきません。信号や日常生活に支障がない軽い場合が多いからです。青黄色覚異常はずっとまれ(1万人に1人未満)なので、ここで青黄の板が読めなかったら画面設定を先に疑うのが正解です。
| 赤緑(1型・2型) | 男性5% · 女性0.2%。赤・緑・茶の区別が難しい |
|---|---|
| 青黄(3型) | 1万人に1人未満。青・黄・紫の区別が難しい |
| 全色盲 | 3万人に1人。非常にまれ |
画面が結果を変えます
印刷された検査表ではなく画面なので、ナイトモード・ブルーライトカット・低彩度の設定がオンだと正常色覚でも何枚か落とします。画面を明るくし、色フィルターを全部切ってからやってください。設定を変えたら読めるようになったなら、目ではなく画面の問題です。
結果が気になるなら
これはスクリーニングであって診断ではありません。正式な検査は眼科で石原式検査表(印刷)に加えて、色相配列検査(FM-100)やアノマロスコープで型と程度を判定します。運転免許や特定の職種(航空・鉄道・警察など)には基準があるので、該当するなら病院の結果が必要です。
使い方
- 画面を明るくし、ナイトモードやブルーライトカットを切ってからSTARTを押します。
- 点で描かれた円い板と、その上に「1 / 12」の進行表示が出ます。板の中の2桁の数字を読みます。
- 下の5つの選択肢から見えた数字を選びます。外れの選択肢は正解と1桁だけ違う数字なので、ぼんやり読むと間違えやすい。本当に見えなければ見えないを押してください。当てずっぽうで正解すると結果がずれます。
- 選ぶとすぐ次の板へ。12枚終わると判定と「12枚中○枚正解」が表示されます。
- 結果をシェアでリンクを送るか、もう一度で新しい板に挑戦します。
板の構成と判定基準
12枚のうち赤緑の板が8枚、青黄の板が4枚で、3枚ごとに青黄の板が1枚入る決まった順番です。赤緑の板は橙・杏色の背景に黄緑の数字、青黄の板は灰茶色の背景に淡い青の数字。数字は毎回10〜99からランダムに選び、大きさの違う点を1,400個ほど重ならないように敷いてから、数字の形の上にある点だけを別の色系で塗ります。輪郭線の手がかりはありません。
判定は赤緑と青黄を別々に数えます。
| 色覚異常の所見なし | 赤緑8枚中7枚以上、かつ青黄4枚中3枚以上 |
|---|---|
| 赤緑色覚異常の可能性 | 赤緑8枚中3枚以下 |
| 青黄色覚異常の可能性 | 赤緑は4枚以上読めたが、青黄4枚中1枚以下 |
| 境界 | 上のどれにも入らない場合。赤緑4〜6枚、または赤緑7枚以上で青黄がちょうど2枚 |
このテストにランキングはありません。色覚は競う点数ではなく、正直に「見えない」を押してこそ意味を持つテストなので、シェアだけにしています。
よくある質問
同じ板がまた出ますか?
出ません。数字も点の配置も色も、開始するたびに描き直されます。もう一度を押すとまったく別の12枚です。回によって1〜2枚のぶれはあるので、2〜3回やって同じ判定が出れば、それが本人の状態に近いと考えてください。
色弱なのに全部読めました
ここで使う色の組み合わせは赤緑用と青黄用の2種類だけで、正式な検査表のように型や程度ごとに多くの組み合わせを使い分けてはいません。軽い色弱ならこの組み合わせは読めることがあり、明るく彩度の高い画面ではなおさらです。逆に正常色覚で何枚か落とすのは、ほぼ画面設定の問題。どちらにしても正式な検査の代わりにはなりません。
子どもでもできますか?
2桁の数字が読めればできます。ボタンで選ぶ方式なので文字の入力は不要です。幼い子ども向けの正式な検査は数字の代わりに図形や線をたどる板を使うので、ここで何枚も読めなかったなら、眼科でそちらの板で確認するのが確実です。
青黄の板が少ないのはなぜ?
青黄色覚異常がずっとまれなことと、青黄の板は画面の色温度設定の影響を最も受け、正常色覚でも落としやすいからです。4枚にとどめ、青黄の判定基準も「4枚中1枚以下」とゆるめにしてあります。
シェアのリンクには何が入りますか?
正解した枚数と判定の種類だけです。サーバーには何も保存せず、アカウントもありません。
あわせて使えるアプリ
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